久し振りの更新。書きたい気持ちが戻ってきた。日記とは違う性質の文章を書きたいと思った。
書かなければ、という気持ちはなかった。
前回の更新から約4ヶ月ぶりとなる。悪くないタイミングだ。

日本を離れ、もう三ヶ月。今回は帰る予定を立てないで、海外へ飛び出してきた。
この感じはロンドンへ行ったときぶりだ。いや、あのときは二年後には戻るという感じだったか。
今回も一応二年というビザの縛りはあるものの、東京にもう住むことはない、という明確な意思がある。
今年も無事にカリフォルニアでの任務が終わった。あそこへ行けることに関しては、とにかく有り難いという感情が先行する。カリフォルニアへ行けること。
それがあるとないとでは、自分の人生にかなり大きな差が出てくるだろうと思わずにはいられない。
今年も山から降り、充分にショッピングを楽しませてもらった。
お世話になったカリフォルニアの友人たちには感謝である。

それと、ZINEについて。なんとめでたく完売したのである。予想以上に早かった。
ある本屋さんが40冊以上注文してくれたのである。それが最後の決め手となった。
渋谷の本屋さんに卸したZINEが、NYの本のアートフェアへ展示されたようだ。それをみたロンドンの本屋さんが先に出てきた本屋さんにZINEの存在を教えたという経緯があった。この様な繋がりにはただただ感謝である。
そしてなんとロンドンの本屋さんにもZINEが並んでいる。しかも、その本屋はロンドン時代たまに顔を出していた店だったのだ。天狗で出会ったSっちが偶然おれのZINEを発見してそのことをFBに投稿してくれた。なんたる偶然。この展開にはエキサイトせずにはいられなかった。
本当に今年中に全て売れてよかったと思う。今までの自分の体験、努力、生き方が結実したみたいで嬉しく思う。
買ったいただいた方、関わっていただいた方には感謝の気持ちでいっぱいだ。
ZINE第二弾。作る気満々である。タイトルまで既に決めている次第だ。そのタイトルを頭に入れて、これから始まるオーストラリア生活をアプローチしていきたい。

それと音楽の嗜好についての変化についても書き留めておきたい。
環境が人を形作っていくと思うが、音楽も同じで、いる環境によって嗜好が変わってくる。
少し前は自分の一番好きな音楽はサイトランスであったが、東京にいたときはやはりテクノ、ハウスが中心になっていた。サイトランスの難点は日常で聞けないことである。もちろん、日常で聴ける人もいるだろうが、自分には出来ない。やはり、パーティーで本領を発揮するし、そこで聴くのが真髄で一番楽しめる。今はマニラでレゲェ、ダブに首ったけである。それが昂じて一曲仕上げるにいたった。
https://soundcloud.com/yusuke_suzuki/kalayan-plasza-dub
カリフォルニアにいたときも一曲出来た。これについてもブログにポストすべきだったと思うが遅かった。その曲ももろにレゲェの影響を受けている。やはりBPMがサイトランスくらいになってくると日常になかなか入り込む余地がないのだけど、その点、レゲェは日常から楽しめる。
まさか、自分がレゲェにハマることになり、曲を作るに至るとは思いもしなかった。ジャマイカに行ったあとだってそんなことは思わなかった。そして今、またジャマイカへ行きたいと強く思う。
そして、特筆したいことがひとつ。今まであれだけお世話になっていたフィッシュマンズを今は全く聞かなくなった。まだまだ厳しい瞬間は訪れるものの、心境の変化があったのだろうか。
ブログを書く際、いつもタイトルについて頭を悩ますのだが、今までお世話になったフィッシュマンズへの気持ちをこのタイトルに選んでみた。 
日常に抑圧されて、エゴが出てくるとたちまち過去のことを思い出し落ち込んでしまう性質があるが、そんなときこそ忘れないでいたい気持ちでもある。

もうマニラでの生活も、最早仕上げの段に入っている。
当初はマニラ行きに関して、果たしてよい選択だったのだろうかと思いを巡らすときもあったが、今では来てよかったと思う。
ここでオーストラリアに行く前にワンクッション置く形でゆっくり時間が取れて、落ち着いた。
もし、ダイレクトで向かっていたら、精神的に慌ただしくなっていたかもしれない。
語学学校へ行くこともよい選択だっただろう。一日四時間しかまともに英語学習に取り組めていないが、それでもこれがあるのとないのでは、違ってくるのではないだろうか。
その学校も来週に3回いってお終いだ。その後、オーストラリアへ行くまではフィリピンの田舎の方へ足を伸ばす予定だ。やはり、初めて来た国は一度は田舎の方を見ておきたいもの。

オーストラリアでの予定は、1月の終わりにレインボーサーペントというフェスへ行くことが決まっている。そこでサイトランスの出番である。己を開放し、魂を新鮮に保つこと。となればそのときの音楽の出番はサイトランスしかない。他の音楽では決して辿りつけない領域がある。
2015年も残り二週間。2016年はオーストラリアから新たな生活が始まる。先の事が未定で決まっていないのは良いことだ。決まっている人生よりも刺激的で楽しいに違いない。何人かの友人とも再会出来るだろう。
仕事などについてはそのフェスが終わってから取り組むことにしようと思っている。
幸い、金銭的には直ぐ様働かなければ行けないような状況ではない。
その間、バンクアカウントを作ったり、車のことについて調べたり、あっちの環境に慣れていこうと思っている。オーストラリアでの生活はいったいどんなものになるであろうか。
実践し、学んでいきたいのは、カントリーライフの実用的なところ。そこんところもこれからの自分の人生で大きな割合を占めるのと思われるのでしっかり取り組んでいきたい。
ロンドンは人生を変えてしまうようなことが多かった。願わくば、オーストラリアでよい方向へ舵を取れますように。素敵な出来事、素敵な出会いがあるとよいな。
そのためには、やはり自分のケツをしっかり引っ叩いていかなければ。もうずっとやるせない自分といるけども、今度こそ、この機会こそそんな自分とお別れしたいものだ。


中学のとき、卒業文集に世界一周をしたいと書いた。さらに勉強より大切なことがあるんだ!ということも書いた。勉強という言葉の定義にもよるが、その大切なことというのは確実に大麻を含むサイケデリックスのことだった。学校では決して教えてくれない、人生に置けるとてもとても大事な要素。
話が逸れてしまったが、25歳のうちに世界中、全大陸を制覇することが出来そうで、これは子どものときの夢が叶ったと言っても過言ではないだろう。それを素直に嬉しく思う。

2015年12月18日22時50分。フィリピン、マニラ、カラヤンストリート近くのローラハウスから。