8月の最終日、今年の夏の記録。
季節に合わせ、年に4回はブログを書きたいと思っている。
数日前から書きたい欲が湧き出し、この度やっとタイミングがやってきた。

さて、今年ついに30歳になり30代が始まりました。
お疲れ様でした20代。おかげさまで計6.5年ほどは海外にいることができました。

20歳までが人生の序章だとすると一章が終わり
第二章が始まった感が強い。というかそう捉えてる。
20代は主に海外を周り見聞を広げる。30代からは拠点を作り
今まで培ってきた知識や体験をそこでアウトプットしていき
一箇所に根を張り、やりたことを開花させていきたいと思っている。

と、いうようなことはこのブログにずっと書いている。
んで、5月からいよいよその動きが始まった訳です。
満を持してね。というのもこの構想は5年前に
オーストラリアにワーホリしていたときから考えていたことだったから。

その代表たるものが軽トラキャンパーを作り各地を巡ることだった。
この計画も順調で、現在ほぼほぼ構想通りことが進んでいる。

5月にお茶の季節労働で京都に滞在したのが第一ストップポイントであった。
そこで3ヶ月、9人で古民家をシェアしながら暮らしていた。
日本でがっつりシェアハウスに住むのも始めてだったし
古民家暮らしはやっぱりいいなと思うのであった。

コロナの影響でそこまで稼ぐことはできなかったが
季節労働だって心底やりたいことではないので
自分の時間が適度に持ててそれはそれでよかった。

そして8月になり、友人Kくんと一週間ほど四国を巡るショートトリップに出ていた。

当初は西日本を中心に、四国、中国地方、九州を
一通り回ってからお気に入りの場所を見つけ、移住先を決める予定であったが
そうなると相当な気合が必要な長旅になるし、近畿がとてもいい具合だと思い
近畿地方に一つ拠点を構えることに決めた。

そんな中でも、四国へ行き自分の目で様々な場所を見れたのはよい機会であった。
近畿に住んだとしても、このように中国地方、九州へ
行くタイミングが訪れるのではないかと思っている。

そして現在は滋賀にいる。Twitter経由で出会ったGさんの元でお世話になっている。
Gさんがこちらで古民家再生プロジェクトを進めているのでその手伝いに来たのだった。
今月の19日に来たので、現在13日目。ずっとやってみたかったリノベーション作業に
やっと携わることができている。まだまだ解体作業が続いているが
来週には場を新しく作り変える作業が始まるかもしれない。

Gさんは、長年祭り家業に関わっており
思想もヒッピー直系で、これ以上ないポジションに収まった。
ちょっと自分でも引いてしまうくらいぴったりな場所に来たと思う。

これはきっと、物事がうまく進んでいる証なのであろう。
20代は、旅を通じて色々見てきたが、なんだか噛み合わず修行のような時間も長かった。
全ては30からの動きにフォーカスしてて、その結果
歯車がうまい具合に噛み合って、とてもよい具合に人生の二章がスタートした気分だ。

と、いうのも5月から西日本へ旅に出て
今現在までとてもとても調子よく物事が回っているからで
よくぞ、今までやってきた甲斐があったものだ。グッドカルマが回ってきたように思う。

それはこの動きの他に、とてもよい出会いがあったのも大きいな。


ちょこちょこ辛いこともないわけではないが

−−−四国のあと、大阪の友達の拠点にステイしているとき
その中で財布が盗まれ
現金、約四万三千円が抜き取られた。
友人周りでそんなことをする人がいるのか…
と思い巡らしてしまうことだった。。。−−−

まぁ、とりあえず脇に置いてやっていくしかあるまい。

これからの予定は、9月の中頃から西吉野で柿の選果があり、11月までそちらにステイする予定。
奈良も気になっていた場所なので、どんな地域の中で暮らしていくのか楽しみである。
10月はお茶の秋番で京都へ戻る。
これは7月中に決めた動きであったが、先のことが不確定な中で物事を決めていくのは難しいと改めて思わせる出来事だった。
(柿のこと−−−10月できたらそちらで働きたいと−−−をボスに話すと大激怒される…)
しかし、先のことはわからないもので、今となってはこの流れも悪くないかもな…と感じている。

12月は和歌山でみかんをやろうと計画してはいるが、先に書いた「よい出会い」のことや
季節労働から卒業したいというような思いもあり、どちらでもいいような心境になっている。

来年のことはどうなるかわからないがとりあえず、
なんとなしに拠点を来年の春までに見つけ、一度関東へ戻り
母のアパートに置いてある荷物をすべて回収し、住所の変更なぞを行いたいと思っている。

20歳になったとき、ワーホリでロンドンに住んだことは
とても大きなターニングポイントであったが
30歳の今この期間再びそんな流れが来ているかもしれない。

タイトルに書いたように、今現在のこの期間を後年思い出すと
正にスタートラインに立っていたような感慨を抱くんだろうなぁ…

いつどこでどんなふうに拠点に巡り合うかはまだまだわからないが
−−−それでも最高の場所が見つかるだろうと思ってる−−−
辿り着いた場所で理想の暮らしに向かっていければ。
そのときには隣にあの人もいてくれたらなぁと思いを馳せながら。。
好きなとこで好きなことを好きな人と。(http://approach.doorblog.jp/archives/8455269.html)

滋賀県、改装中の古民家にて、夏の西日が射す時間、扇風機が回る中で。